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施設退所後について考える会を開催しました

11月4日 「施設退所後について考える会」

 

NPO法人日向ぼっこ」の木本ゆう様をお招きして、中学生、高校生を対象に施設退所後の暮らしぶりや、日向ぼっこの活動についてお話しをして頂きました。

 

中学生にとっては「社会に出るのはまだまだ先の話」ですが、高校三年生の子にとっては、4ヶ月後には施設退所が迫っています。出席した子ども達の「退所後についての想い」は様々ではありますが、みんなが自分の事として、木本さまのお話に聞き入っていました。

 

後半のグループディスカッションでは「職場や学校に苦手な人がいたらどうする?」というテーマについて、自由に意見交換をしました。「苦手な人に引っ越しを勧める」というユニークな回答も飛びだしました。

 

 

社会に出れば、楽しいことも辛いことも待ち受けています。れんげ学園では退所児の相談や帰省には随時対応していますが、家族や友人だけでなく「日向ぼっこ」のようなサロンを利用して、周囲の人たちと上手に関係をつくっていくとはとても大切だと思います。

 

子ども達にとって大変有意義なお話をして下さった、日向ぼっこの木本さまに心からのお礼を申し上げます。