基本方針

仏教教義にのっとり、知育・徳育・体育を三本柱として、

日常生活を家庭的な雰囲気の中に過ごすことにより将来人々を愛し、

生きることそのものを愛する心を持った若者を育てていく

基本理念

施設概要

 名称 :児童養護施設 れんげ学園

 運営 :社会福祉法人蓮花苑

     http://renge-en.org

 事業 :児童福祉法による児童養護施設

 理事長:佐々木 晶堂

 施設長:相澤 靖

 所在地:東京都東大和市芋窪5−1161−3

 開園 :1979年1月1日

 施設規模:本園(小規模ユニット)

      小規模地域型グループケア(2箇所)

 児童定員:52名(2才から18才)


施設長挨拶

日頃より、子ども達とれんげ学園を支えてくださる皆様に心より感謝申し上げます。

 

春の訪れと共に、新学期が始まりました。今年は寒暖差のとても激しい日々が続いていますが、そのおかげで、卒業式と入学式の舞台には美しい桜が華を添え、子どもたちの門出を祝福するかのように優雅に咲き誇りました。

 

左:岩崎副施設長 右:相澤施設長 
左:岩崎副施設長 右:相澤施設長 

 

本年、我が国は戦後80年を迎えます。時の流れとともに、戦争の記憶も薄れつつあるように感じます。しかし、世界のあちこちでは今も争いが絶えず、悲しみと苦しみが消えることのない現実が続いています。戦争がもたらすものは、破壊と悲劇だけだと分かっているはずなのに、人類は愚かにも争いを繰り返してしまう——その矛盾を、私たちはどう受け止めるべきでしょうか。

そんな儚い平和の中で暮らす私たちは、未来を担う子どもたちに何を伝えていくべきなのでしょうか。

 

 

 

ふと目を向ければ、今年も変わることなく桜が咲き、風に舞う花びらの下で、無邪気に遊び回る子どもたちの姿があります。その光景がいつまでも続くことを願いながら、穏やかな春の日を静かにかみしめています。 

 

施設長 相澤 靖